2016年06月28日

(コラム)旅情

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振替輸送でたまたま乗った新幹線。
平日の新幹線に乗ると、スーツ姿の男女の姿がかなりの割合を占めていました。狭い空間をうまく利用してパソコンを開いたり、タブレットやスマホに見入っています。筆者のように外の景色を見ようという者は少なく、こちらまで緊張感を感じます。

かつて「夢の超特急」と言われ、少年時代に憧れて乗った時の雰囲気とは全く異なり、乗車しても旅情を感じるものがありません。精密機械の中にいるような感じです。

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そして朝の下りの東海道線。
9時を回って平塚駅を越える頃には人もまばらになります。好んで4人ボックス席へ座り、過ぎ去る景色を楽しんでいます。

車窓から臨む緑の山々や青い海。この頃の太陽の光の陰影は夏を感じさせます。
そして幾度か通り過ぎた懐かしい景色が広がります。
先頭車両の運転席の小窓から進む景色を見ていると、暗いトンネルの出口付近でゆっくりと車内に光が差し込み、そして急に緑の景色が広がります。少年時代の想いを髣髴させました。

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独りそんな物思いにふけっている時は、いつもかつての事々。
旧い友人達や亡くなった人との昔の出来事、あの時あの人はこう考えていたのかな、思っていたのかな、と今になって別な思いを感じます。それは微笑ましくあり、尖った心を和ましてくれます。

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これからは独り物思いにふけることができるような鈍行旅の方が旅情をかき立てます。

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posted by 田舎おやじ at 08:59| Comment(0) | 日々雑感

2016年06月25日

(コラム)ウォータールーの戦い

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【伊勢山近くの掃部山公園】



ピアノ曲に「ウォータールーの戦い」というのがありました。ピアノの練習曲にはソナチネ、ソナタ等の冊子になっているものがありましたが、これはリーフレットの1曲ものでした。初心者にとっては取っつき易い曲で、短い間に何度か転調し、戦いの場面の題が付いていたと記憶しています。

【ユーチューブより「ウォータールーの戦い」】
https://www.youtube.com/watch?v=3DarNc8sTEc

さてこのピアノ曲のことではなく、このワーテルロー(ウォータールー)の戦いのエピソード、伝書鳩によってその戦いの結果をいち早く知り、巨利を得た金融家の話についてです。
戦争はいつの時代も金のかかるものであり、当時の戦争にあたり公債を大量に発行していました。その公債は戦いの勝敗によって価格が変動します。勝者には賠償金が払われますが、敗者は支払いに応じなければなりません。その時のイギリスの取引所ではイギリスが勝ったか負けたかは人々の大きな関心事であったと想像できます。

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【掃部山公園の庭園】

ある金融家はこの勝敗の事実を伝書鳩で早く知ります。しかし彼は単純に取引せず、一端負けたものとしてイギリスの公債を売ります。それを見ていた他の人達はイギリスの公債を売り、暴落します。底値と見たその金融家は逆に一転買いへ転じます。

伝書鳩という画期的な通信手段によりいち早く結果を知り、巨利を得ました。現在はネット社会となり通信手段によるメリットはありません。しかし今回の国民投票結果も現在の技術、例えばビックデータ等を駆使すればある程度予想できそうな気がします。もしそうなら、ワーテルローの戦いと同じようなことも考えられます。あらかじめ残留派が離脱派より有利と情報を流して・・・。

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【この上部に井伊直弼の像があります】

まあ、庶民にとってはそのような技術等ありません。難しい数式やら数値化する等もできませんから、自分の経験と勘ピューターで考えるしかありません。


個人にとっては、ある特定の事象を専門的、複雑に数値化することは難しいですが、より大きなところで物事を俯瞰すること。すなわち目を広げて、歴史的、地理的に全体として見ること。そして全く関係ないと思われることも併せて考える。そして最後は自分で思料すること。(銀行時代の稟議書は「思慮」を使わず「思料」をよく使っていました。「思慮」には配慮的な意味が含まれると言われていました。)マスコミ等の色々な情報に右往左往するより、これが今個人ができる最大の能力と思います。

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さて、掲題のピアノ曲。最初は勇ましい行進曲から始まり、大砲を思わす音から戦いの流ちょうな展開。そして最後は犠牲者を弔うような静かな旋律へと転調となります。いつの時代も戦いの最後は沈痛なものです。

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posted by 田舎おやじ at 09:50| Comment(0) | 日々雑感

2016年06月22日

(コラム)ここは一呼吸

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【ベイサイドマリーナ】


近頃「これは覚えておこう。発酵させて後で何か書こう」と思いつつも、発酵している間に溶けて(記憶になくなり)います。いつも間にか養分にもならず「風と共に記憶が去りぬ」となっています。

元になるデータが頭から存在しなくなっているわけですから、色々事柄をリンクさせて文章を書くということが出来なくなっています。いよいよやばい!

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まあ、諸事が忘却の彼方へ消えていき、これはこれで今を幸せに生きるには「これでいいのだ〜。」バカボンパパとなっています。そうそう、そのほうが世間の雑音が気にならない心の健康方法でしょう。


さて、梅雨となり憂鬱な時節ですが横浜の明るい写真を掲載し、気分だけでも明るくいきましょう。

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【爽やかな風を感じる鳥浜の海。近くでも気分転換ができます。】


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【横浜瀬上の池付近】


しかし、この2,3週間はいろいろな意味での転換点と思えるので、耳だけは研ぎ澄ましておきましょう!!

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posted by 田舎おやじ at 17:41| Comment(0) | 日々雑感

2016年06月17日

(コラム)日々雑感

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最近の報道番組等には食傷気味で、テレビから遠ざかっています。本ブログの読者の方々もそんな思いをしているのではないでしょうか?


そんな時は「田舎おやじ」に徹しようと、電車に乗り畑仕事へ精を出そうと思っています。畑の作物や周りの風景はいつもと変わらず、富士山を見てはホッとしています。

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【梅雨の合間に頭をのぞかせた富士山】

最近は効率よく作物を育てようと、プランターも活用しながら育てています。
春にタネを撒いた「チンゲン菜」。芽が出てからより5,6本を選定して大きくしていました。暫く見ていないと「エアープラント?」へ変わっています。なんと葉がきれいに食べられ芯しか残っていません。
(写真を撮っておけばよかった。)

そして枝豆。
10房程の「さや」ができており、これはいけると思っていたところ、よく見ると「蟻が沢山群がっている!」蟻を取り払おうとすると、蟻に噛みつかれる!これがたいへん痛い!
思わず抜き取ってしまいました。

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【これはインゲン。これは一部で結構沢山取れます】

まあ、自然界の生き物にとっては「この作物は誰のもの」という所有権などありませんから美味しければ食べ放題でしょう。「まあ美味しい作物を作ったのだ」というトレンディーエンジェルの俳優のように「ニタリ」と一人微笑んでいます!

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そして玉葱。
残りの玉葱を収穫し、陰干しをするため、一つ一つ紐で結びます。プロの干し方を知らなかったので自己流で結びますが、これが意外と面倒くさい。実際にやって見ながら、「これはこうした方がいい」と自分なりに工夫するのが意外と楽しい。しかしこれは腰に来る!!

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【ニガウリ。種から芽を出すのが大変時間がかかりました。ダメかと思い苗を買った後にこの芽!】

さて玉葱を(つるし上げ)ながら、最近の(つるし上げ)報道を思い出し、
「田舎おやじ(供)が玉葱をつるし上げたって意味ないじゃない!もっと他に重要な(つるし上げる)ものがあるんじゃない・・・」と感じています。




posted by 田舎おやじ at 21:28| Comment(0) | 日々雑感

2016年06月08日

(コラム)YOKOHAMA

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横浜西口駅前にトロリーバスが走っていたことを知っている人は横浜っ子といえども、数少ないのではないでしょうか?このトロリーバスは電車のようにパンタグラフ?がありました。線路はありませんが、電線のある路線しか走ることができません。坂の多い横浜市街地は、線路を走る市電では無理があり、一部がトロリーバスになっていました。このトロリーバスは1959年開業、すなわち筆者の誕生年になります。

そして横浜駅西口には横浜高島屋ビルが開業します。高度成長時代の横浜の発展の歴史でもあります。市電に乗って高島屋へ連れて行ってもらえるということが子供の頃の楽しみでもありました。

先日の「ブラタモリ」でも放映していた通り、かつて横浜駅前は海の中。そして戦前は石炭置き場でした。子供の記憶では近くに円形の機関車の転車台があったことを記憶しています。そして近くに米軍の施設があったと記憶しています。

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【写真はちょっと前のものです】

さて、現在横浜駅前をかつては代表していた「駅ビル」や「東急ホテル」が取り壊されています。その駅前には新しいビルがまた建てられることになるでしょう。そんな工事現場を覆う壁には横浜の観光スポットの紹介がしてありました。

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懐かしい横浜の姿が変わりつつあります。今の自分にとっては身近に残った数少ない横浜の自然が残ることを望んでいます。

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(近くでは蛍が舞う季節です)



posted by 田舎おやじ at 21:54| Comment(0) | 日々雑感